*

EDM シンセをレイヤーして音圧を出す

今回はEDM音楽制作において、レイヤーを活用してサウンドに音圧を出す方法をお話していきます。

 

最近のソフトシンセですと、一台でも十分な音圧を出してくれるものもたくさん出てきました。

しかし、よりオリジナリティを持ったサウンドで音に厚みを出したいと思ったら、

複数のシンセをレイヤー(重ねて鳴らす)することにより、予期せぬ音色合成が生まれたりします。

 

MIDIが誕生した直後は、多くのキーボーディスト達が、こぞって複数のハードシンセサイザーをMIDI接続して、

個性的なサウンドをたくさん生み出しました。

代表的なものだと、ピアノストリングスとかわかりやすいと思います。

バラードソングでピアノ伴奏が主体だけれども、ストリングスサウンドも混ぜたいみたいなことも、

MIDIのしくみにより容易になりました。

それが現在では、DAW上でPC能力の許す限り無限にレイヤーできるのですから、

テクノロジーの進歩というものはスゴイですね!

SPONSORED LINK

 

さて本題に戻ろうと思いますが、複数のサウンドを重ねるときいくつかポイントがあるので、

いまから紹介していきたいと思います。

 

1.異なる波形をレイヤーする

シンセサイザーのオシレーターには音作りするためのいくつかの元波形がプリセットされています。

代表的なものは、

サイン波

ノコギリ波

三角波

パルス波

などがあります。

ここではシンセリフやメロディを鳴らすパートとして考えていきます。

 

複数のシンセをレイヤーするときに、まず上記の波形のどれをメインとしたサウンドかを確認することが重要です。

同じ系統の波形を重ねても、マスキング効果といって、波形と波形が相殺されて、逆にサウンドが引っ込んだ感じになってしまいます。

異なる系統の波形だと、補完し合うのでよりサウンドが広がります。

なので、複数のシンセをレイヤーする場合、まずどんな元波形をエディットしたサウンドか見極めてください。

 

2.メインになるシンセを決める

1台のシンセでの音作りでもそうなのですが、まずメインとしてサウンドの土台とする音を決めます。

そして、できる限りその音のボリュームは触らないでください。

メインに重ねていくシンセ側のボリュームで音の混ざり具合を調整していくのです。

このやり方によって、音作りで迷うことがかなり減らせると思います。

もしどうしても気に入ったサウンドになっていかない場合は、もう一度始めから、

メインのシンセのサウンドを探すところからやり直してあげます。

この手順を続けていくうちに、どんなサウンドを混ぜ合わせるとイメージするサウンドに近づいていくか、

徐々にコツがつかめてくるようになります。

 

3.各シンセトラックをバスに立ち上げてリミッターをかけておく

これ以外と重要です。

DAWで音楽制作するにあたって、常に付きまとってくるのが「オーバークリップ」。

オーバークリップというのは、ヘッドルーム以上の音量が入力されることにより、

音が歪んでノイズが乗ってしまうことです。

特にデジタル化されたオーディオ信号を取り扱っているDAWだと、それが起こると致命的です。

複数のシンセをレイヤーするということは、音量が足し算で増えていくことでもあるので、

オーバークリップが起こりやすい場面でもあります。

そこでオーバークリップを防いでくれるのが、リミッターです。

リミッターの役割は、音量の上限を設定して、どんなに大きな音量が鳴っても、その設定値以上いかなくすることです。

リミッターが効く状態でシンセをレイヤーしていって、もしも音が歪んできたら、

それはかなり音量が足し算されている状態になっています。

もしそうなったら、各シンセのボリュームを均等に-6dBとか下げてあげます。

それで気持ちよくサウンドが混ざったらOKです。

とにかく、シンセをレイヤーしていく際はレベルメーターをまめにチェックしましょう。

 

かなりざっくりしてますが、シンセサウンドのレイヤーとしては、ここら辺を意識して行っていくと、

逸脱し過ぎずに音作りを進めていけるのではないかと思います。

ぜひここで挙げた手法を活用して、あなただけのオリジナルシンセサウンドを生み出してください!

 

ブログランキング~ちょっとでも音楽制作のタシになったと思ったら、ポチっとしてください♪


DTM ブログランキングへ

スポンサーリンク
 

関連記事

music_icatch

DAWを活用して作曲、音楽制作するとき 効率良く作曲するためには?

今回はDAWを用いて、作曲や音楽制作を行うにあたって、 サクサクと効率よく作業を進めるためのポ

記事を読む

音楽制作

EDM ドラムパート 打ち込み 基本テクニック①

今回はEDMの基本的なビートの打ち込み方を紹介していこうと思います。 基本中の基本としては、4

記事を読む

音楽制作

作曲のためのダイアトニックコード②

ダイアトニックコードにはコードの機能と呼ばれるものが備わっています。 コードの機能とは

記事を読む

音楽制作

MIDIコントローラー!縦横無尽に音空間をうみだすもの!

DJがDJミキサーを自由自在に操り、イカシタ音空間を生み出すように、 トラックメーカーはMID

記事を読む

音楽制作

EDM ドラム 打ち込みのコツ②

今日は4つ打ちEDMのドラム打ち込みのポイントをお伝えしていこうと思います。  

記事を読む

音楽制作

EDM トラック制作 音楽制作手順のおさらい ビート制作

今回はEDM音楽制作手順のおさらいということで、ビート制作をおさらいしていこうと思います。 全

記事を読む

music_icatch

EDM 作曲や音楽制作に役立つ ピッチエンベロープいじり

今回はトラック制作していて、何か派手めな効果音が欲しいなと思った時に、 役立つピッチエンベロー

記事を読む

音楽制作

EDM での作曲コード進行④美メロ音

http://youtu.be/pZDn8fAUG8U 今回はEDMの中でも、美メロを生み出す

記事を読む

音楽制作

EDM トラック制作 機材を使わず作曲する

今回はPCに触れずに作曲することについて考えてみたいと思います。   ところで

記事を読む

音楽制作

EDM での作曲 トラックメイクに必要なもの⑤ シンセサイザー

前回はモニタースピーカーについてお伝えしました。   作曲、トラックメイクに必

記事を読む

SPONSORED LINK



SPONSORED LINK



no image
お正月の音楽といえば「春の海」 DTM作曲に役立つ音楽制作のコツ

毎年、お正月を迎えるといたるところで耳にする音楽があります。 &

xmaswreath04-001
DTMで作曲や音楽制作に役立つコツ 冬といえばクリスマスソングというか冬に聴きたくなる曲とか・・・からアイデアを頂く!

今日はクリスマスです! 街は笑顔で行き交うカップルばかりで、どこ

studioonefree
DTM入門者や初心者が作曲するために (7)既成のアレンジを借用して作曲を進めよう!例えば「千本桜」とか

今回は既成曲を土台に、新たに作曲をする手順を紹介したいと思います。

studioonefree
DTM入門者や初心者が作曲するために (6)Studio One Freeの環境設定

今回はStudio One Freeがトラブったときの対処法についてお

studioonefree
DTM入門者や初心者が作曲するために (5)コードパートでコード進行をリズミカルに打ち込む コツや作り方

今回はドラムパートで打ち込んだビートに、コードパートをリズミカルに乗っ

→もっと見る

  • SPONSORED LINK
  • 好きなときに寝て、好きなときに働く。
    そんな生活をしたいと思いませんか?

    このシステムを使って実現してください。
    ⇒ https://ex-pa.jp/et/6nf/v

SPONSORED LINK

PAGE TOP ↑