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MIDI検定3級 合格のコツ12 音響学と電子楽器 アナログシンセの音作り

今回はミュージッククリエイターハンドブックから、CHAPTER4の音響学と電子楽器の後半部分、

アナログシンセの音作りについてみていきたいと思います。

 

アナログシンセの音作りはエレクトリックミュージックな音楽制作では、

必要不可欠な知識になります。

ミュージッククリエイターハンドブックでは、このアナログシンセの音作りについて基本的な知識が、

かなり、わかりやすくまとめられているので、いまいちシンセの音作りがわからないという方は、

ぜひ、この機会に理解を深めていきましょう!

 

アナログシンセの基本構造の図

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まずは上の図を覚えましょう!

これがアナログシンセの基本構造になります。

どれだけ複雑なパラメーターを搭載したソフトシンセでも、基本的にはこのような仕組みで

音作りをしていくことになります。

 

それでは、それぞれの名称を確認していきましょう。

 

VCO:Voltage Controlled Oscillator(ボルテージ コントロールド オシレーター)

VCF:Voltage Controlled Filter(ボルテージ コントロールド フィルター)

VCA:Voltage Controlled Amplifier(ボルテージ コントロールド アンプリファイヤー)

LFO:Lo Frequancy Oscillator(ローフリケンシー オシレーター)

EG:Envelope Generator(エンベロープ ジェメレーター)

Keyboard:キーボード

 

この図で音の信号を覚えるためには、

 

VCOで波形を決めて、

VCFで音色を決めて、

VCAで音量を整える。

LFOでうなりを加えて、

EGで音の時間的な変化を整える。

 

この5行が具体的にイメージできるように、アナログシンセの仕組みを理解していきましょう。

 

■VCO

音作りするための基本波形を選びます。

主なものはサイン波、矩形波、ノコギリ波、三角波などがあります。

 

■VCF

各種フィルターの効果について覚えていきます。

・LPF(ローパスフィルター)

フィルターの中心周波数であるカットオフフリケンシーより高い周波数をカットします。

高域成分を抑えて音を丸くするのに使用します。

・HPF(ハイパスフィルター)

低域成分を抑えて音を軽くしたり、高域を目立たせたりするのに使用します。

・BPF(バンドパスフィルター)

特定の周波数(主に中域)を目立たせたいときに使用します。

・BRF(バンドリジェクトフィルター)

ノッチフィルターとも呼ばれ、特定の周波数(主に中域)を軽減するときに使用します。

 

カットオフフリケンシー近辺の周波数を強調(発振)させるレゾナンスというパラメーターがあり、

これを加えると波形が著しく変化します。

 

■VCAとEG

アナログシンセではVCAをEGで調整をしなければ、電話の呼び出し音や時報みたいな機械的な音でしかありません。

そこへ、楽器特有の時間的な音量変化を加えることにより、音楽的な音色になります。

EGはADSR型と呼ばれるものがよく使用されます。

 

A:Attack Time(アタックタイム)

D:Decay Time(ディケイタイム)

S:Sustain Level(サスティンレベル)

R:Release Time(リリースタイム)

 

ADSRのパラメーターの調整により、ピアノっぽい、ストリングスっぽい、

という楽器らしい音の聴こえ方になります。

 

また、EGはVCOやVCFにも使われることがあり、

VCOだとピッチが時間的に変化することになり「ぴゅーん、ぴゅーん」鳴り出します。

VCFだと「ビョーン、ビョーン」といったサウンドになります。

ぜひ、いろいろいじくってみてください!

 

■LFO

低い周波数で周期的な音色の変化を生み出します。

LFOがもっともよく使われるのがVCOで、ピッチが上下してビブラートが得られます。

VCAだとトレモロ効果、VCFだと周期的なワウ効果が得られます。

 

この他にもノイズジェネレーターがあり、波、風、などの効果音に使用したり、

フルートや尺八などの息の吹き込みを再現したりする場合に使用します。

 

アナログシンセの仕組みを理解することは、多くの楽器の仕組みを理解することにも繋がるので、

覚える部分がたくさんあり、大変かもしれませんが、音楽制作の幅を広げるためにも、

しっかり取り組んでいきましょう!!

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