1.DTMで取り扱うデータの種類
PCへオーディオインターフェースを接続したり、MIDIキーボードを接続したりすると いろいろなデータがそれぞれの機器を行き来することになります。
そのために、どのような音のデータの信号が機器間を流れているのかを理解する必要があります。
DAWソフトで扱われる2つの主なデータは オーディオデータとMIDIデータ です。
2.データの流れを把握する
オーディオデータはオーディオ信号をデジタル化したデータで、PC内部ではデジタルで オーディオインターフェースからオーディオケーブルを介してアナログでスピーカーなどへ音の信号が流れます。
一方、MIDIデータは演奏情報をデジタル化したデータで、MIDI機器のMIDI端子同士をMIDIケーブルで接続することにより デジタル信号をやりとりしています。
最近ではUSB接続が主流になっていて、 特にMIDIケーブルでMIDI機器同士を接続する場面も減ってきました。
USB接続だと、オーディオデータとMIDIデータの両方のデータを送受信可能なので、 機材周りもスッキリするようになりました。
3.機材同士を正確に接続しよう!
オーディオ機器の接続は、 マイクやギター、シンセなどはインプット端子へ接続。 音を聴くためには、ヘッドホン端子にヘッドホンを接続するか、アウトプット端子にモニタースピーカーを接続します。
MIDI機器の接続は、 MIDIキーボードのOUTを、インターフェーズのINへ接続。 インターフェースのOUTから、外部MIDI音源(シンセサイザーや音源モジュール)のINへ接続します。
機材が増えてくると、配線の接続も複雑になってきますが、 とにかく音の信号やMIDIデータの流れ道は一方向なので、その流れをイメージしてあげると、 順番に機器同士を接続していくことができると思います。