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DTMでのEDM音楽制作 FL STUDIOの使い方

FL STUDIO付属ソフトシンセ 3xOSCの使い方 基本操作を理解してEDMな音作りを目指そう!

投稿日:2017-09-15 更新日:

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1.FL STUDIO 3xOSCの基本

3xOSCは減算合成方式シンセサイザーになるので、基本波形をオシレーターで選択して、フィルターで低音や高音を削って音作りを行います。

減算合成方式シンセサイザーはアナログモデリングシンセの仕組みとして基本になるので、3xOSCでシンセの音作りの基本を習得していきましょう。

今後、MassiveとかEDMで多用されているシンセを活用していくためにも、操作方法がわかりやすい3xOSCはシンセの基本を身につけるのに最適です。

2.アナログモデリングシンセサイザーの基本

アナログシンセについて、詳しくはMIDI検定3級 合格のコツ12 音響学と電子楽器 アナログシンセの音作りにあります。

オシレーターセクション

音作りするための基本になる波形を選択します。

ほとんどのアナログモデリングシンセでは2つ以上のオシレーターを備えていることが多いです。

複数の波形を混ぜ合わせて、より複雑なサウンドを生み出すイメージです。

まるで絵の具のパレットで色を混ぜ合わせる感覚に近いと思います。

フィルターセクション

波形を削って、音色に変化を与える効果があります。

高音側を削るタイプ(HP)、低音側を削るタイプ(LP)など、いくつか種類があります。

エンベロープセクション

ピッチ、フィルターカットオフ、レゾナンス、パン、アンプの時間的変化を調整します。

実在する楽器のエンベロープを参考にすると、狙った音作りがしやすいので、いろんなアコースティック楽器のエンベロープを研究していきましょう。

LFO(ローフリケンシーオシレーター)セクション

トレモロやビブラートなど周期的に音を揺らす効果を調整します。

周期の速さと振幅の深さを調整して、音作りしていきます。

ワブルベースなどのサウンドでは必須パラメーターです。

Rate(周期の速さ)をオートメーションを書いて、ドラマチックな展開を作ったりなど多用されます。

3.3xOSCのオシレーターセクション

3xOSCの波形タイプのセレクト

3xOSCには3つのオシレーターが用意されていて、これらを合成して音作りしていきます。

選択できる波形は、

・サイン波 純音です。時報の音です。低音補強に向いてます。

・矩形波 ファミコンの音です。ピコピコサウンド

・TB303調ノコギリ波 ブリブリ感を作りやすい

・ノコギリ波 派手なシンセリード、シンセパッドなど倍音豊かなサウンドに向いている

・三角波 笛系やナイロンギター風などのサウンドを作りやすい

・ホワイトノイズ 全周波数を含んだノイズ、フィルターと合わせて音作り、

・Sample 任意のオーディオデータの波形を使用できる

の7種類です。

 

個人的な印象も含んでいますが、波形の選び方の基準はこんな感じです。

 

組み合わせでいろいろサウンドが変化するので、気軽にセレクトを変えてみましょう。

3xOSCの基本操作

波形の組み合わせが決まったら、3つのボリュームとピッチを調整してみましょう。

 

ツマミの役割は左から順番に、

COARSE TUNE(コースチューン)=半音単位でピッチを変更する

FINE TUNE(ファインチューン)=最大±100セント(半音)でピッチを微調整する

PAN(パン)=左右のステレオ定位を調整する

VOLUME(ボリューム)=OSC1に対して混ぜる音量を調整する

 

オシレーター2とオシレーター3のFineTuneをいじると、サウンドに厚みが増します。

いじりすぎると音痴な感じになるので、気持ちいいポイントを見つけていきましょう。

 

ステレオフェイズとステレオデチューンを調整して、ステレオ感を出してみましょう。

 

ステレオフェイズ (PHASE OFS)は、ジェネレータの左右のチャンネルの位相のオフセットを設定することができます。

位相オフセットを設定すると、それぞれのオシレーターが異なる波形の位置からスタートします。

たとえば、サイン波のゼロの位置ではなく、最高値のところからスタートするようにできます。

効果としては、音に豊かさとステレオの広がりを加えることができます。

 

ステレオデチューン (DETUNE)は、ステレオサウンドの左右のチャンネルの周波数わずかに変えることができます。

効果はサウンドにステレオの広がりを加え、ステレオフランジの効果を発生することができます。

中央の設定ではオフの状態になります。

 

オシレーター1はメインの波形なので、いじりすぎると音痴な感じになるので注意が必要です。

 

波形を変調させて、サウンドを過激にしてみましょう。

OSC 3 AMモジュレーション (AM OSC3)をオンにすると、オシレーター3で他の2つのオシレーターにAMモジュレーション(変調)をかけることができます。

ステレオフェイズランダム (PHASE RAND)は、ステレオフェイズのばらけ方を設定できます。

低く設定すると自然なサウンドが得られ、高く設定すれば過激なエフェクトとして使うことができます。

3xOSCのオシレーター画面では、以上のように音作りを行っていきます。

まずは、好きなトラックの中で気に入ったシンセサウンドを真似てみながら、どうしたら狙ったサウンドに近づけられるか研究していきましょう。

4.FL STUDIO 3xOSCのフィルターセクション

Instrument(インストゥルメント)設定ページのFilter(フィルター)セクションを使用します。

3xOSCのカットオフとレゾナンス

MOD X=Cutoff Frequency(カットオフフリケンシー)

フィルターを効かせ始める周波数を調整します。

 

MOD Y=Resonance(レゾナンス)

カットオフ付近を強調させます。

3xOSCのフィルタータイプ

3xOSCではさまざまなフィルタータイプを選択できます。

 

Fast LP – CPU負荷の低いローパスフィルター(カットオフより高い周波数がカットされます)。

LP – ローパスフィルター。 高音側をカットする。

BP – バンドパスフィルター。指定した周波数バンドがカットされます。

HP – ハイパスフィルター。低音側をカットする。

BS – バンドストップフィルター。指定した周波数バンドの上下がカットされます。

LPx2 – 鋭いカットオフによるローパスフィルター。

SVF LP – State Variable Filterの仕組を用いた ローパスフィルター。

SVF LPx2 – State Variable Filterの仕組を用いた鋭いカットオフによるローパス。

 

それぞれ効果が異なるので、切り替えながら、カットオフを動かしてみてください。

フィルタータイプによって、サウンドがどのように変化するか確認しましょう。

基本的にフィルターをかけない状態が、選んだ波形の倍音成分が再生されている状態です。

派手なサウンドを作りたいときは、フィルターのカットオフ、レゾナンスを細かく調整していきましょう。

あえて、フィルターを効かせないということも、ひとつのサウンド作りになります。

5.FL STUDIO 3xOSCのエンベロープセクション

Envelope(エンベロープ)のソース

左からパン、ボリューム、カットオフ、レゾナンス、ピッチの各要素を選択して、エンベロープを調整できます。

音を鳴らしたときのそれぞれの効果は、

パン=左から右へなど、左右に動きがあるサウンドを作りことができる。

ボリューム=スローな立ち上がりのストリングスとか、ポコポコしたパーカッションサウンドなど作ることができます。

カットオフ=シュワーーーというようなスウィープサウンドが作れる

レゾナンス=ビョンビョンしたような、おもしろサウンドが作れる

ピッチ=ピュンピュンサウンドなどが生み出せちゃう

 

3xOSCは、5つのソース全てを同時にエンベロープを調整できるので、シンプルなシンセながら、かなり複雑なサウンド作りもこなせてシンセとして優秀です。

基本はADSRエンベロープ

ツマミを触るか、直接グラフをドラッグしながら調整していきます。

エンベロープは標準的なADSRエンベロープの仕組みです。

 

ADSRとは、

A=アタックタイム

D=ディケイタイム

S=サスティンレベル

R=リリースタイム

 

サウンドの時間的な変化を生み出していきます。

 

ツマミは左から順番に、

Delay (PreDelay Time) – プリディレイのツマミでノートの実際のスタート位置とアタック効果がかかるまでの時間差をつくります。

Attack Time(ATT) – アタックタイム(最大音量に達するまでの時間)の長さを設定します。カーブの形状はテンションモードで設定できます。

Hold Time(HOLD) – アタックタイム後、ディケイタイム部分までの最大音量レベルをホールド(保持)する長さを設定します。

Decay Time(DEC) – ディケイタイム(最大音量から持続音まで減衰する時間)の長さを設定します。カーブの形状はテンションモードで設定できます。

Sustain Level(SUS) – サスティンレベル(鍵盤押している間の持続音)の音量レベルを設定します。

Release Time(REL) – リリースタイム(鍵盤を離してから音が減衰して消えるまでの時間)の長さを設定します。カーブの形状はテンションモードで設定できます。

Amount (AMT) – エンベロープがどれくらい実際のサウンドに効果を与えるかを設定します。
ただしボリュームについては、エンベロープの設定が、直接そのノートの音量となるので、このツマミはありません。
チャンネルのボリュームにもよりますが、サスティンレベル値などに応じて音量が変わります。

エンベロープでの設定は、実際の値へのオフセットとして働きます。もしこのツマミがセンター位置ならば、エンベロープは影響しません。
右に回すほど実際のサウンドに効果を与え、左に回すほど逆方向の効果を与えます。

とりあえず、Amount量は最大値にしてあげると、エンベロープの設定がバッチリ反映されます。

エンベロープの上手な使い方

エンベロープはアコースティック楽器のサスティンをシミュレートしてあげると、わりとイメージ通りに音作りできます。

代表例は、

ピアノ、ギター、ベルサウンド

 

ストリングス、シンセパッド

 

ディストーションギター、リードシンセ

 

基本はボリュームエンベロープで楽器タイプに沿って、調整してあげるとイメージにたどり着くのが早いです。

 

6.3xOSCのLFOセクション

LFO(ローフリケンシオシレーター)はソースに対して、低周波によって周期的な変調を生み出すセクションです。

LFO波形の種類

3xOSCには、正弦波、三角波、矩形波の3種類が用意されています。

それぞれ特徴があるので、切り替えながらどのようにサウンドが揺れるか確認してください。

LFOセクションのパラメーター

Delay (DEL) – プリディレイのツマミでノートの実際のスタート位置とLFOモジュレーションがかかるまでの時間差をつくります。

Attack (ATT) – LFOモジュレーションのアタックタイム(モジュレーションの立ち上がり)の長さを設定します。

Amount (AMT) – このツマミでLFOモジュレーションをどれくらい深くかけるかを設定します。
ツマミがセンター位置だと、LFOモジュレーションは付加されません。
右、または左に回すにしたがって、LFOモジュレーションが付加されます。
右方向でモジュレーションが足され、左方向では、逆方向の効果を与えます。

Speed (SPD) – LFOの周波数(周期の速さ)を設定します。

Tempo Based (Tempo) – このボタンをオンにすると、アタック、ディレイ、スピードなどの各要素が、テンポ変化に応じて変化するようになります。
設定は、エンベロープの各セクションのツマミを右クリックして、Set メニューから行います。
テンポに基づく長さをステップ数で選ぶことができます。

Global – このボタンをオンにすると、このLFOが「グローバル」になります。
各ノートが発音する際にLFOモジュレーションがリスタートしません。
オフにすると、各ノートの発音ごとに毎回LFOモジュレーションがスタートします。

LFOのコツ

過激なサウンドにしたい場合は、カットオフをAmount量を最大にして、Speedを調整するとザワザワするようなサウンドなど作れます。

逆に、アコースティック楽器をモデリングしたい場合は、Amount量を浅めに設定してあげると、程よい揺らぎ効果を得ることができます。

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7.3xOSCの使い方 まとめ

作りたいサウンドに適した波形を選ぶ

フィルターでサウンドの個性を整える

エンベロープで楽器タイプを定める

LFOで揺らぎを生み出す

 

まずはイメージするサウンドは、どの波形をセレクトするとたどり着けるのか慣らしていくのが重要です。

重厚なサウンドを作りたいのに、サイン波を選択しても厚みを出すことができません。

というように、まずはオシレーターの基本波形の特徴をしっかりと掴んでください!

そして、地道に音いじりを進めていきましょう!

 

最後までお付き合いありがとうございました!!

 

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FL STUDIO12 – フックアップ
 


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