DTMを駆使したEDMトラック制作手順のおさらい「ビートから組み立てる」

DTMでのEDM音楽制作

今回はEDMのトラック制作の流れについて、お伝えしていこうと思います。

いまから紹介する流れは、あくまでも一般的にとっつきやすいよ~

という流れなので、トラック制作に慣れてきたら、どんどん自分なりなスタイルを

確立していければいいと思います!

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  1. オススメなEDMトラック制作手順
      1. 1.BPM、ビートを決める(ジャンルを決める)
      2. 2.コード進行パターンを決める
      3. 3.メロディライン、リフを決める
      4. 4.アレンジを施す
      5. 5.ミキシング
  2. 1.BPM、ビートを決める(ジャンルを決める)
      1. 4つ打ち or 4つ打ち以外のどちらで制作していくか決める
  3. 2.コード進行パターンを決める
      1. 456コード進行パターン
      2. 4536コード進行パターン
      3. 6341コード進行パターン
      4. 4156コード進行パターン
  4. 3.メロディライン、リフを決める
      1. メロディライン=音程+リズム
    1. 「見ため的に幾何学的であれば、案外聴けちゃう!?」
    2. メロディラインやリフを打ち込むときのコツ
      1. 規則性を持たせて繰り返し、繰り返しながら変化を付けていく
  5. 4.アレンジを施す
      1. アレンジのコツは、フレーズは増やし過ぎず、サウンドの厚みを重視する!
      2. DTM初心者に限って、己の音楽知識不足をごまかそうとして、フレーズの積み重ねでアレンジを施そうとしているように感じます。
  6. 5.ミキシング
    1. オーディオエフェクトの種類
      1. 空間系エフェクト=リバーブ、ディレイ
      2. 音量系エフェクト=コンプレッサー、ゲート、リミッター、マキシマイザー
      3. 変調系エフェクト=フランジャー、フェイザー、コーラス
      4. 歪み系エフェクト=ディストーション、オーバードライブ、ファズ、クランチ
      5. ピッチ系エフェクト=ピッチシフト
      6. 変態系エフェクト=グリッチ
  7. まとめ

オススメなEDMトラック制作手順

それでは、早速ですが、

 

1.BPM、ビートを決める(ジャンルを決める)

2.コード進行パターンを決める

3.メロディライン、リフを決める

4.アレンジを施す

5.ミキシング

 

大体、このような流れになってくると思います。

 

次にひとつひとつ具体的にみていきましょう。

 

1.BPM、ビートを決める(ジャンルを決める)

トラックの印象はBPM(曲のテンポ)に左右されることがほとんどなので、

まずどういう方向性でいきたいのかを、BPMから決めていくと、

とっちらかることが防げるのではないかと思います。

 

たとえば、エレクトロな4つ打ちであれば、BPM115~135とか、

ダブステップやトラップだとBPM140~150とか、

音楽ジャンルによって、BPMのセオリーがあるといっても、過言ではありません。

 

ザクッと、

4つ打ち or 4つ打ち以外のどちらで制作していくか決める

これだけでも、トラックの方向性がかなり絞ることができます。

 

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2.コード進行パターンを決める

これは456パターン(EDM での作曲コード進行① 456パターンの感覚を叩き込もう!)をまず試してみることをオススメします。

クールなサウンドにしたければ、マイナー調のハーモニーにした方が引き締まります。

底抜けに明るいのに、これはクールだ!とはなかなかならないと思いますので。

456パターンの中で、コードの組み合わせをいろいろ変えてみて、

気に入ったコード進行パターンを組み立てていきましょう。

 

アイデアを広げやすいコード進行パターンの代表例を紹介します。

456コード進行パターン

4536コード進行パターン

6341コード進行パターン

4156コード進行パターン

以上のいずれかのコード進行パターンをループさせながら、アレンジを発展させていくと、かなり立派なトラックになっていくと思います。

 

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3.メロディライン、リフを決める

ここまで組み立てたビート、コードの演奏に合わせて、感性の赴くままに音を配置していきましょう。

曲の雰囲気は、コード進行がある程度作ってくれているので、それほど逸脱したメロディになることはないと思います。

曲のKeyが決まっているはずなので、決められた音階から外れないように、ノートを置いていきましょう。

 

メロディラインの公式は、

メロディライン=音程+リズム

でした。

音程の動きとリズムの配置の仕方で、メロディラインは組み立てていきます。

 

「見ため的に幾何学的であれば、案外聴けちゃう!?」

音楽の不思議なところで、様式美といいますか、「美しい旋律は楽譜に起こしても美しい」、と僕は感じています。

たとえば、とある制作したトラックのピアノロールの全体像です。

ついでに、音源も挙げておきます。

ジャンルはEDMではなく、アニメのオープニングのようなインストですが、ピアノロールの音の散らばり具合と、聴いた感じの音の散らばり具合を、なんとなく感じていただけたでしょうか?

 

メロディラインやリフを打ち込むときのコツ

闇雲に音を並べていっても、時間を浪費するだけなので、

規則性を持たせて繰り返し、繰り返しながら変化を付けていく

まず気に入ったフレーズができたら、区切りよくループしてください。

ループしたものを繰り返し聴いていると、だんだんと変化を加えたくなってくるので、気になった箇所を音の高さを変えたり、リズムをずらしてみてください。

適度な変化の付け方が、徐々につかめてくると思います。

 

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4.アレンジを施す

曲構成や曲の展開を作っていきます。

それに合わせて、盛り上げどころにさらにフレーズを加えたりとかもしていくといいです。

このアレンジの部分を思い通りに進めていくためには、広範な音楽の引き出しが必要になります。

しかし、日々あらゆる音楽を耳にしていれば、それがそのまま音楽的アイデアになるので、

焦らずじっくり音楽と付き合っていきましょう!

 

アレンジのコツは、フレーズは増やし過ぎず、サウンドの厚みを重視する!

 

むやみやたらと多くのトラックを費やして、複雑怪奇なフレーズの応酬で、音のすき間を埋めようとするDTMerを見かけたりしますが、

 

「それダメです!」

 

もしEDMらしいトラックを作りたければ、

 

「少ない音数で勝負してください!」

 

DTM初心者に限って、己の音楽知識不足をごまかそうとして、フレーズの積み重ねでアレンジを施そうとしているように感じます。

そうすると、もう洗練されたEDMトラックからはかけ離れてしまいます。。

 

本気でEDMトラック制作の腕を磨きたいのであれば、

 

「余計な音が無いくらい、無駄な音を削ぎ落とす!」

 

これくらいの気持ちで取り組まないと、憧れのトップDJが生み出すサウンドに近づくことはできません!

もしサウンドに厚みが欲しいのであれば、サウンドをレイヤーして音の厚みを作っていきます。

サウンドのレイヤーについては、シンセサイザーでの音作りの考え方が生かされてきます。

 

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5.ミキシング

EDMトラックの肝ですね!

 

エフェクト処理やオートメーションなどを駆使して、さらにサウンド的に作りこんでいきます。

このミキシングも本当に奥が深く、いろんなトラックを研究しながら、エフェクトの知識を広げていく必要があります。

 

まずは、どのようなエフェクトが使われてサウンドメイキングされているかなどを、イメージしながら曲を聴いていくと、徐々に聴いたサウンドを再現できるようになってきます。

オーディオエフェクトの種類

DAWアプリによっては、プラグインエフェクトを挿入しようとすると、すでにカテゴライズされているものもあります。

そこで、おおまかなオーディオエフェクトの種類を確認しておきましょう。

空間系エフェクト=リバーブ、ディレイ

音量系エフェクト=コンプレッサー、ゲート、リミッター、マキシマイザー

変調系エフェクト=フランジャー、フェイザー、コーラス

歪み系エフェクト=ディストーション、オーバードライブ、ファズ、クランチ

ピッチ系エフェクト=ピッチシフト

変態系エフェクト=グリッチ

だいたい、上記のカテゴリーくらいに整理しておくと、サウンド作りのときに見当がつきやすいです。

どんどん試してみて、とにかく自分の道具(DAWアプリ)でどのようなサウンドを生み出せるのか実験していきましょう!

 

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まとめ

EDMトラック制作の手順をほんとざっくりとですが整理してみると、

5ステップをそれぞれ磨いていく必要があります。

とにかくインプットを心がけてたくさんのトラックを研究して、

自分の好みなどに少しでも引っかかったトラックは丸裸にしてみる。

という作業が必要不可欠です。

 

「継続は力なり」ということで、まずは比較的取り組みやすい、好きなトラック、ジャンルなどから攻めていきましょう!