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DTMer初心者こそ無料フリーソフトDAWを選んではいけない!

DTM入門講座
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1.初心者だからこそ有料DAW一択しかない!

現在、多くの無料のフリーソフトDAWを利用することができます。

お手軽にDTMを始める条件がそろっているので、自分もDTMをやってみようというDTMer初心者の方もいらっしゃることでしょう。

より多くの方にも音楽制作の楽しみを知ってもらいたのですが、一つ注意点があります。

それは「DTMを始めるなら、無料フリーソフトDAWを選んではいけない!」ということです。

それでは、DTMer初心者であるあなたが有料ソフトを選ぶべき根拠を挙げていこうと思います!

根拠1 音を鳴らすまでが簡潔

大手メーカーでは、やはりある程度の資金を投じて開発されていることもあり、音楽制作をスタートするための労力をできるだけ軽減されるように設計されています。

環境設定の画面もわかりやすく見やすいものがほとんどです。

根拠2 音楽制作に便利な機能が充実

入力したノートをジャストのタイミングに吸着させるスナップ機能や、リアルタイム入力したノートをまとめて任意のタイミングにそろえるクオンタイズ機能など、各DAWで充実しています。

また、任意のロケーションへのジャンプ機能やオーディオクオンタイズ機能、タイムストレッチなど、かなりアクセスしやすい設計となっているものが多いのが有料DAWの良いところです。

根拠3 市販曲のプロクオリティに仕上げることも可能

有料DAWでは、バンドルされているプラグインシンセやプラグインエフェクトが充実しているものも多いです。

適切にサウンドメイキングを行えば、プロに引けをとらないサウンドを構築することも可能です。

要するに有料DAWには、音楽制作に必要なすべての材料があらかじめ用意されているということです。

わからないからといって、何を選べばよいか迷って悩んでしまう労力をかなり軽減してくれます。

2.まずDTMを体験したい人向けおすすめDAWとは

有料DAWのすばらしさはわかった!でも、無料でまずは始めたいという方へのおすすめな体験版DAWを紹介していきます。

おすすめDAWその1 Cakewalk by Bandlab

BandLab - Make Music Online
The cloud platform where musicians and fans create music, collaborate, and engage with each other across the globe

これはある意味最強の無料DAWですね!

2017年まではCAKEWALK SONARとして、老舗DAWとして、多くのサウンドクリエーターに活用されてきたソフトです。

現在は、シンガポールのBandlab社に吸収されて、無料DAWとしてさらに進化しています。

特筆すべきは、フラッグシップDAWとしての充実した機能と、VST3やARAというプラグインにも対応した拡張性の高さです。

DAW本体はCAKEWALKを無料で、使いたいソフトシンセやプラグインエフェクトはサードパーティ製プラグインを利用すれば、自分の使いたい環境で音楽制作を行うことができます。

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おすすめDAWその2 FL STUDIO

Create Your Best Music | FL STUDIO

FL STUDIOはDJなどダンスミュージックを制作するクリエイターに好んで使用されているDAWです。

操作性は直感的で、DAWが初めてという方でも楽しくフレーズ作りがしやすいDAWです。

FL STUDIOは体験版であっても、全ての機能を使うことができるので、一気に丸々一曲を完成させることも可能です。

ただし、体験版ではプロジェクトの保存ができません。

もし、続きをエディットしたいということであれば、製品版を購入しましょう!というスタイルになっています。

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おすすめDAWその3 STUDIO ONE3 PRIME

PreSonus | Studio One Prime
Studio One Prime日本語版は、トラック数や時間制限もなく、本格的なオーディオ/MIDI編集、バーチャル・インストルメント、ループ素材、エフェクト、ミキシングを無償提供し、ベーシックな音楽制作をスタートできます。もちろんバージョン6の新機能を搭載し大きく進化!もし機能アップが必要ならばStudio Oneを...

STUDIO ONE PRIMEは、とりあえずDTM初心者が音楽制作を始めるための機能がすべてそろっています。

しかし、VSTプラグインは追加できないため、プラグインを拡張するためには製品版を購入する必要があります。

DAWの操作性としては、さすが後発DAWなので、触りたい機能に容易にたどり着くことができます。

基本的に1画面ですべての情報が管理されるので、複数のPCモニターをお持ちでないユーザーでもテキパキと作業を進めることができます。

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3.DAWだけでは曲作りはできない!?

DAWを導入したからといって、すぐに自分の思い描く音楽を作ることができるとは限りません。

DTMを快適に始めるにあたって、役立つものをぜひチェックしておきましょう!

DTMに必要な知識

PC・ソフトの操作

DTMではPCを触る必要があるので、どうしてもパソコンの操作とDAWソフトの操作から逃れることができません。

スムーズに捜査をするためにも、DAWのショートカット機能を早めに覚えていきましょう。

例えば、再生はスペースキー、Qはクオンタイズ、Ctrl+Cはコピー、Ctrl+Vは貼り付けなどなど、オフィスソフトなど一般的なPC操作に共通するショートカットも多いので、なる早でショートカットコマンドを覚えていきましょう!

音楽知識

DTMは音楽を作る作業です。

DAWソフトは自動で音楽を作ってくれるわけではありません。

ある程度、音楽知識が必要になってきます。

ただし、決して全ての音楽に精通する必要はなく、自分が作りたい音楽ジャンルに関わる知識だけでも持っておくと、かなり快適に音楽制作を進めることが可能になります。

たとえば、ドラムセットの名称とか、ギター、ベースそれぞれの音域や演奏法、コードの鳴らし方など、最低限、自分が作りたい曲に必要な音楽知識を身に付けていきましょう。

サウンド作り

DTMでは、楽譜通りに音符を打ち込んだだけでは音楽らしくなりません。

音符の打ち込みにプラスして、サウンドメイキングの知識が必要になります。

サウンドメイキングとは、音量バランスの調整やエフェクト処理の知識になります。

思い通りにサウンドメイキングを行うためには、精度の高いサウンド聴き分ける力が必要になります。

多くの楽曲を聴いて、楽曲分析を行うことによりサウンドメイキングの知識を広げていくことができます。

地道な積み重ねで、サウンドメイキングのスキルを向上させて行く必要があるのです。

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DTMを快適にするおすすめ書籍

・ミュージッククリエイターハンドブック

MIDI検定の教科書になる本です。

MIDI検定とは、DTMの理解の深さを測る検定です。

なので一通りのDTMに必要な知識が網羅されているのが、ミュージッククリエイターハンドブックなのです。

内容としては、非常にわかりやすく情報が整理されていて、DTM初心者でもかなりとっつきやすい本です。

ぜひ手元に置いておきたい一冊になるでしょう。

・音楽楽典

DAWは音楽の演奏情報を取り扱うツールなので、音楽知識から避けては通れないのがDTM。

しかし、楽典というのは心地よく音楽を奏でるための法則をまとめたものです。

多くの音楽楽典本がありますが、図解が多く、簡潔にまとめられているものを選びましょう。

よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)
ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス

・各種楽器の教則本

DTMで打ち込みをしていて、どうしてもつまづいてしまうところが、現実の演奏と何かが違う。。という部分。

楽器ごとの演奏方法を理解して、打ち込みに応用すれば、演奏に対する違和感というものを少なくすることもできます。

そこで、おすすめなのが、あたかも自分が楽器を弾くことを想定して、楽器の教則本をそのまま打ち込んでみることです。

そうすることにより、楽器への理解も深まりますし、様々な演奏法も試すことができるようになります。

・全知識シリーズ

ジャンル別に第一人者が書いているハウツー本です。

自分が補いたい分野のものを選べば、集中的に学習できます。

DTMでおすすめなのは、シンセサイザーとミキシングの知識についてでしょうか。

用語の理解だったり、パラメーターの意味がわかれば、より最短で自分がイメージするサウンドへ到達することができるようになります。

4.DTMを末永く楽しむための秘訣とは

①「わからない」を楽しむ!

誰でも、初めてのことはわからないことが当然です。

わからないことを悔やむより、新しいことを知って、理解することができたことにフォーカスするのが学習のポイントです。

焦る必要は全くありません。

地道に取り組んでいけば、一年後には驚くほどスキルが向上しているはずです!

なので、「わからない。どうしよう」がでてきたら、「さて、引き出し増やすか!」くらいに気楽に調べていけば良いのです。

②作品を発表する

ただ音楽を完成させるだけでは、自己満足に終わり、それ以上のスキルの向上が望めません。

どこかの誰かが聴いてくれているかもしれない、という状況が、適度な緊張感を生み出してくれます。

音楽は元々は様々あるコミュニケーションの形の一つといわれています。

作り手と聴き手というコミュニケーションが成り立つので、フィードバックを楽しみに制作をしていきましょう!

③音楽活動仲間をみつける

ひとりでコツコツと作業が得意な人でも、同じことに取り組んでいる仲間が増えれば、よりモチベーションの向上、知識の拡大が期待できます。

たまには、自分が好きな音楽ジャンルのイベントなどにも顔を出して、同じ志を持っているクリエイターと交流を図りましょう。

いい刺激になって、さらに創作意欲が湧いてきます。

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