今回は具体的にMIDI検定3級の合格に向けて、具体的に取り組んでいきたいと思います。
まずは昨年の過去問に取り掛かってみてください。
1.第十六回MIDI 検定3級試験 試験問題冊子
を覗いてみると、ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド (MUSIC CREATOR HANDBOOK)
からどのように出題されるかという傾向がつかめるかと思います。
昨年、出題されたCHAPTERを見ていくと、
CHAPTER 1-1 【音楽再生の歴史】
CHAPTER 1-2 【音楽制作の歴史】計8点
CHAPTER 2-1 【コンピューターの基礎知識】
CHAPTER 2-2 【オーディオインターフェースの知識】
CHAPTER 2-3 【DAWの基礎知識】
CHAPTER 2-4 【DAW以外のソフトウェアとプラグインソフトウェア】
CHAPTER 2-5 【音楽制作にまつわるその他のハードウェア】
CHAPTER 2-6 【ケーブルとコネクターの種類】計18点
CHAPTER 3-1 【MIDIの基本知識】計8点
CHAPTER 3-2 【チャンネルボイスメッセージ(1)】計18点
CHAPTER 3-2 【チャンネルボイスメッセージ (2)】計20点
CHAPTER 3-3 【GM音源とスタンダードMIDIファイル】計10点
CHAPTER 4-5 【デジタルオーディオ】
CHAPTER 5-6 【オーディオフォーマット】計18点
の合計100点満点になっています。
2.MIDI検定3級試験 試験問題のウェイト
これを見ると明らかに、CHAPTER 2とCHAPTER 3だけで74点と大きくウェイトを占めていることがわかります。
ということは、この2つのCHAPTERを重点的に取り組むのが高得点につながるということです。
しかも、CHAPTER 2とCHAPTER 3は音楽制作していると、かなり実用的な部分になるので、
実益も兼ねて学習できる部分になると思います。
CHAPTER 2であれば、音楽制作を始めようと思ったら、必要不可欠であり知りたくもなる部分だし、
CHAPTER 3であれば、MIDIで打ち込みを行っていく上で、ぜひ知っておきたいMIDI編集に関わる部分です。
というわけで、MIDI検定3級試験の学習の取り組み方としては、
CHAPTER 2とCHAPTER 3はガッツリ取り組んで、
それ以外のCHAPTER はわりと流し読みな感じで、十分に合格を狙えるのではないかと思います。
3.まとめ
ミュージッククリエイターハンドブックを開いてみると、音楽制作を行う中で興味深い知識も得られるので、
学習していくと、どんどん知りたいことも広がっていくと思います。
もし、どうしても興味が湧かないとしたら、ひょっとしたらDTMではなく、歌とか楽器などの方が向いているかもしれません。
まずは、「お!ここ面白い内容じゃん!」というところから、取り組んでいけるといいと思います。