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ボイストレーニング

ボイストレーニング(ボイトレ)自宅でのやり方のコツ 高音域の発声を上手く作るボイトレ法5選

投稿日:2017-11-10 更新日:

「高音を気持ちよく歌いたい!」

 

誰もが願う、伸びやかな高音域での発声。

あなたも欲しいですよね?

 

高音をらくに発声できたら、「どれだけ曲のレパートリーが広がるだろう!」と、妄想がどこまでも広がってしまいますね♪

 

そこで、今回は高音が苦手という方のために、効率よく発声を鍛えるボイストレーニング法をお伝えしていきます!

 

僕なりにまとめたやり方を書いてみたので、「高音が上手く出せない」という方に、ぜひ参考にしていただきたい!

 

目次

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1.高音が上手く発声できない3つの要因

のどを力み過ぎている

かなり多く見かけるパターンですね。

 

高音域を力任せに目いっぱいの声量で出そうとしても、喉頭のバランスが崩れてフリップする、つまりひっくり返ります。

 

高音はのどを締め上げても出るわけではない!

 

とにかく、高音を気持ちよく発声するためには、のどを力んで締め上げないことが最重要です。

 

呼気量が足りていない

そもそも声は息で作られるので、使える息の量が少ないと、思うように発声することができないです。

 

普段からボソボソ話す人や、か細い声の人などは、呼気量が圧倒的に少ない可能性が高いです。

腹式呼吸やリップロールの練習で、息の使い方、吐く息のパワーアップを行うことが先決です。

 

たとえば「おーい!」とか、ちょっと距離の離れた人に向けた発声が上手くできない、もしくは、声の出し方がわからない人は、力強く息を使う練習を行いましょう!

 

カンタンな呼気力パワーアップ練習を紹介します。

 

ティッシュに息を吹きかけて破る練習

ティッシュを両手でピンと張って持って、口に出来るだけ近づけて、ティッシュが真っ二つに破れるまで、息を吹きかけ続けるというものです。

腹筋や背筋が連携して、呼気力がパワーアップするし、体の使い方の確認にもなります。

 

空中でティッシュに息を吹きかけて滞空し続ける練習

ちょっと広さのあるスペースで、立ったまま上を向いた顔面にティッシュを広げて乗せます。

そして、力強く息をティッシュに吹きかけて、床に落ちないように、連続10回程度、息を吹きかけてティッシュを空中にキープします。

これも、かなり息のトレーニングになります!

 

息が多すぎる

声を出そうとしすぎると、必要以上に息が多くなってしまいます。

すると、声帯で効率よく振動に変わることなく、息が漏れるカタチでどんどんロスして気息音の多い発声になってしまいます。

 

息が多すぎる原因は、のどを力み過ぎていることが大きいです。

普段からガナリ声を使いがちな方に多いですね。。

なので、出したいピッチに対して、丁度よい息の呼気量がポイントです。

 

このパターンの方には、積極的にウラ声を発声することをオススメします!

地声とウラ声のそれぞれを調節する筋肉の動きをバランスよく作ることが重要です。

 

2.高音の発声方法は大きく分けて3つ

高音域へのアプローチの仕方は、大きく3つ考えられます。

下に挙げた発声スタイルは、ボイストレーニングを行っていけば、大抵の方が身につけることができるものです。

まずは、どのように高音域へアプローチするのかイメージを広げていきましょう。

 

それぞれの発声スタイルのメリット、デメリットを下に挙げてみたので参考にしてください。

 

地声で高音を引っ張りあげる

チェストボイスのまま、高音域へアプローチするスタイルです。

チェスト(胸部)に声を当てたまま、より高音で発声する感覚です。

 

・メリット

パワフルで力強い声

・デメリット

のどを力んででがなった声になりやすく、フリップしてウラ声にひっくり返ることも

 

ミックボイスで地声と裏声をなめらかに

ミックボイスを多用して、低音域と高音域をムリなく行き来します。

ウラ声の感覚でのどにムリなく、でも声の芯をしっかり保ったまま発声するイメージです。

 

・メリット

自然なつながりで低音域と高音域をスムーズに使いこなすことができる

・デメリット

ミックボイス修得の難易度が高めで、慣れないとミックスボイスなのか、ただのウラ声なのかの判別が難しい

 

ヘッドボイスで高らかに声を響かせる

「強いウラ声」で、高音域へアプローチするスタイルです。

声楽のソプラノのようなイメージの声です。

 

・メリット

のどを閉めずに負担が少なく高音が使える

・デメリット

ヘッドボイスばかり多用すると、合唱ぽい感じの歌い方になってしまい、いまひとつ迫力に欠けてしまう

 

3.高音域で力み過ぎないようにするオススメなボイストレーニング3選

高音をきれに発声するためには、何がなくとも「のどの力み」を解消することが再重要です!

下に代表的な「のどの力み」を減らすボイストレーニングを挙げたので、ぜひ参考にして練習してみてください。

 

リップロールでポルタメントを行う

「リップロール(リップトリル)」は発声練習の中で、もっとも喉に負担をかけずに行うことができます。

リップロールをポルタメントでピッチを上げ下げする練習を行うことで、のどを力むことなくピッチを捉えることができるようになります。

 

ポルタメント (portamento ) は、ある音から別の音に移る際に、滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法である。

引用元:ポルタメント(Wikipedia)

 

リップロールでポルタメントのやり方

①リップロールを最低音でスタートする

②最高音まで一定の強さで、途切れないように上げていく

③最高音まで上がったら、途切れないように下がっていく

④息が続くだけ①~③を一息でくりかえす

 

鼻歌ハミングで歌のメロディラインをなぞる

ハミングで鼻歌することは、自宅ボイストレーニングではかなり最強ボイトレの部類に入ってくると僕は感じてます。

 

ハミングも喉に負担をかけずに発声練習を行うことができるので、自然な発声を身につけるのにピッタリです。

口から発声しているよりも、中音(自分の中で響いている声)が認識しやすいので、何か音源を流しながら、音取りするにはモッテコイなのです!

とにかく、のどを締めて力まないことを至上命題として、早めのウラ声移行も多用して練習してください。

 

慣れてきたら、ハミングの強さを保ったまま、実際に歌詞を言葉に出しながら、メロディを歌う練習をすると効果的です。

今まで大声でしか歌えなかったような曲も、落ち着いてボリュームを抑えたまま歌えるようになります。

 

「P」の発音でヘッドボイスを鍛える

高音でニワトリの首を締めたような金切り声になりがちなのは、喉頭が上がってのどを締めてしまっているからです。

「P」の発音は適切な喉頭位置を固定してくれます。

ボイトレするときは、基本的に「ポッ」の発音で行います。

 

「P」を用いたボイトレのやり方

①ウラ声の最高音で「ポッ」をスタッカートで適度なテンポで発音する

②息が続くだけ、発音しつづける

③①~②を5セット行なう

 

 

4.高音域の発声をさらに力強くするオススメなボイストレーニング2選

ある程度、のどの力みが取れてきたら、次は支えの強化を行い、発声をより力強いものとしていきます。

 

「S」の息吐きで支えを強化する

「S」の音で、呼吸筋トレーニングを行うことにより、腹筋、背筋、臀(でん)筋などの骨盤周りの呼吸サポート筋との連携強化を行うことができるようになります。

 

「S」の息吐きボイトレのやり方

①「スッ!」をMAXの強さで、前歯のすき間から鋭く圧縮して息をスタッカートで吐きます。

②「スッスッスッスッスッ・・・・・」と一定の強さをキープしながら、息が無くなるまで続けます。

③5セット行なう

 

関連記事:

 

「B」の発音でチェストボイスを強くする

「B」の発音は喉頭位置を低く保ち、声帯を厚く閉じてくれます。

チェストボイスで高音まで、支えをキープしたまま発声できるように鍛えることができます。

 

「B」の発音でボイトレのやり方

①地声の最高音で「ボッ!」とスタッカートで発声する

②「ボッボッボッボッボッ・・・・・」ち一定の強さをキープしながら、息が無くなるまで続けます。

③5セット行なう

 

スタッカートが短ければ短いほど、支えの強化に効果的です。

唇周りの表情筋にも合わせて効き目があるので、基本ボイトレとして活用していくといいです。

 

5.高音域ボイトレでのどを酷使した後のケア

発声トレーニングを行った後は、喉のケアが大切です。

あまり雑にしておくと、喉を痛めてしまう原因にもなってしまいます。

 

発声練習を行ったあと、歌ったあとなど、声を酷使したあとのケアの参考にしてください。

 

リップロールで下行5度スケールでクールダウン

「ソファミレドー」の音階で半音ずつ下行しながら、リップロールを行います。

広い音域を発声したあとは、声帯周りの筋肉が、かなり疲労した状態になっています。

スポーツと同じように、よく動かしたあとは、クールダウンを行って、筋肉の疲労を和らげてあげましょう。

 

5TONE下行スケール

 

水分補給

声帯は粘膜なので、乾燥が一番の大敵です!

歌っている最中も大事ですが、歌い終わったあとも、しっかり水分補給をしましょう。

乾燥から喉を守ることが、一番の喉のケアにもなります。

普段から余計に声を使わないとか、マスクを用いて保湿を心がけることも効果的です。

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6.まとめ

以上、高音を出しやすくするためのボイストレーニングのやり方を見てきました。

 

もう一度、高音発声のポイントをまとめておくと、

高音発声はむやみに喉を力まない

高音発声は呼気量に余裕を持つ

高音発声は息漏れさせない

 

そのためのボイストレーニング方法が

リップロールでポルタメントを行なう

鼻歌ハミングで歌のメロディラインをなぞる

「P」の発音でヘッドボイスを鍛える

「S」の息吐きで支えを強化する

「B」の発音でチェストボイスを強くする

 

自由に歌を歌うために重要な課題は「のどを自由に」。

「のどの力み」を改善して、はじめて思い通りの歌声を作っていくことができる、と言っても過言ではありません。

 

華麗なテクニックばかりに目が奪われがちですが、どんな表現も「基礎」の部分がしっかりしてこそ、内面の感情が豊かな表現となって表出するものだと感じます。

 

ボイストレーニングの基本を基礎から学習したい方は、

自宅ボイトレ(ボイストレーニング)やり方のコツ 発声の5ステップを意識する! 目次まとめ

をご覧ください!


いつもブログをお読みいただきありがとうございます!




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しょちょー(SHAKE)
音楽活動サービス「SOUNDSHAKE」主宰。サウンドクリエイター、コンポーザー、トラックメイカー、アレンジャー、ボイストレーナー。CM、ショップBGM、などの映像やアプリの音楽を作曲したり、歌モノの編曲をしたり、オープンワールド系ゲームで旅したり、ググールアースで海外旅行したりしてます。