今回はEDMの作曲のコツということで、EDMの曲構成について掘ってみたいと思います。
普段、あなたは曲構成を意識しながら音楽を聴いてるでしょうか?
「そんなのいちいち気にしてねーよ!」
と言われてしまいそうですが、音楽制作を志しているのならば、
ここは押さえておきたいところです。
1.作曲は全体の曲構成をイメージする
曲構成とは、よく物語の起承転結に例えられます。
Aメロが起で、Bが承で、、、
みたいに解釈されることが多いです。
しかし、そんなまどろこしく覚えるよりも、
基本の型を覚えてしまった方が手っ取り早いと、個人的に思います。
下に表した曲構成が定番の型になります。
Intro 1A 1B 1C 2A 2B 2C 間奏 D 3C Outro
多くの楽曲は、どこかしらこの流れを踏まえてるかと思います。
この型を覚えて、後はいじりたいところを少々手を加えることで、よりグッとくる流れに調整することもできます。
まずは定番の型を覚えてしまってください。
2.世界中の楽曲の曲構成もチェックする
もうひとつ、日本の音楽シーンと欧米の音楽シーンとでは、定番の曲構成に多少違いがあります。
欧米の曲構成はわりとシンプルな繰り返しが多かったりします。
一方、日本の音楽シーンだとこれでもかというくらいサービス精神豊かな曲構成のものがほとんどだと思います。
その差は何かというと、文化の違いが大きいといわれていたりします。
日本ではワビサビの精神で、クライマックスに向けてあの手この手を駆使していく感じで、欧米だと、もうちょっと合理的で「曲全体全てがいいから聴いてみそ!」みたく、わりとスポーツ感覚に近いのかもしれません。
3.EDM 作曲のコツ 曲構成を決めておく まとめ
どちらもそれぞれ心地よい部分を持っているので、曲のイメージやコンセプトなどによって、
取捨選択できればいいと思います。
ただし、基本の型を知っていて、いじり方もわきまえているからこそ、
思い通りに曲の流れを組み立てることができるのです。
そのためにも、日頃から耳にする、多くの音楽の曲構成の引き出しを増やすことはかなり重要です。
気になった曲は、どんどん曲構成をメモしていきましょう。
それが明日の音楽制作に活きてくるんですね!