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EDM での作曲コード進行7 オンコードでベースラインをコントロールする!

コード理論

今回はEDMトラック制作において、コード進行を組み立てる上で、かなり役立つテクニック、

「オンコード」

についてお話していこうと思います。

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1.音楽に出てくるオンコードとは?

オンコードというのは、ベース音を一定の音で保持し続けるテクニックです。

オンコードによって、どのような効果があるかというと、

ハーモニーが変わってないようで変わってくみたいな、

全く勉強してないようで、めちゃ出来がいい人みたいな、クールさが生まれます。

まあ例えがよくわからなかったかもしれませんが、

オンコードを知っておくと、かなりコード進行を組み立てるときの幅が広がります。

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DTM音楽制作 作曲のためのダイアトニックコードについて ダイアトニックコードの基本

2.オンコードの具体的な例

具体的な例を挙げると、

|Am  |Em/A  |F/A     |G/A     |

とか、よく使われたりします。

オンコードは別名、分数コードとも呼ばれていて、分母がベース音、分子が和音として鳴らされます。

上記の鳴らし方は、ペダルトーンとも呼ばれるオンコードの鳴らし方で、

クールさを演出する鳴らし方ですが、もうひとつベースラインを際立てセルなら仕方があります。

|C  G/B |Am  G |Dm  C/E |F/G  G |

というコード進行がよく歌モノポップスなどで、よく使われるのですが、

実は分子の和音だけ鳴らしていっても成立するんですね。

|C  G |Am  G |Dm  C |F  G  |

となりますね。

このふたつを聴き比べてみると、そっくりな流れだけど、

どこか印象が異なるかと思います。

3.オンコードのまとめ

このようにして、コード進行の鳴らし方に変化をつけることもできるんですね!

コードを一定にひとつのコードを鳴らしておいて、ベース音が変化していくという手法もよく使われます。

ぜひオンコードも活用して、より有機的なトラックも作っていってもらえたらと思います!